道具の部屋
この部屋では普段、農作業やお茶の製造に使う道具(機械)の紹介をしたいと思います。農業の作業は便利な道具のおかげで、ずいぶん楽になり、お茶の品質も良くなりました。ここでは、当園で使っている新しい道具も古い道具もだんだんに載せるので見ていただけたらと思います。
農作業に使う道具
裾刈り機です。クリックすると大きくなります。
裾刈り機
この機械はお茶の木とお茶の木のうね間に茂る枝を左右二枚のバリカンのような刃で刈り取り人が歩きやすくするための機械です。だいたい春と秋の2回だけ使います。視線はなるべく足元でなく先を見て、まっすぐ歩いてまっすぐ切ります。刃が剥き出しになっているので気をつけて扱います(刃に指が入れば切れ落ちます。)。
管理機(クワクワ)です。クリックすると大きくなります。
管理機(クワクワ)
この機械は肥料を撒いたあと畝間の土と肥料を掻き混ぜる機械です。小さな耕耘機のようですが、深さ10cm位を掻き混ぜる機械です。今までは肥料を掻き混ぜる時必ず使っていましたが根まで掻き混ぜて切ってしまうので、使う畑は限られ、敷き草が厚い畑や、地が固い畑だけに使います。30kg以上あり重たいので向きを変えるときなど頻繁に持ち上げたりすると腰にきます。
自作まぜまぜ機です。クリックすると大きくなります。
自作まぜまぜ機
その名のとおり自分で作った畝間に撒いた肥料と土を混ぜる機械です。エンジン付きの管理機に代わって大部分の畑を掻き混ぜます。柄を押さえながら押していくと、表面の敷き草や土と肥料が混じるという仕事をします。管理機と違い根っこを切らない、仕事が速い、重たくないという事もありお茶にも人にも優しいのではと思っています。押すのに手の力が要るので、柔らかい土のところでしか使えないのが弱いところです。疲れますが、腰が痛くならないので気に入っています。
三角ホーです。クリックすると大きくなります。
三角ホー
草取りに重宝しているのがコレです。基本は良く研いで使うこと。長い柄なので立ったまま広範囲の草を標的にでき、効率よく草取りできます。茶畑の草取りだけでなく家庭菜園でも活躍中です!土寄せに、畝立てなど万能選手です。
お茶の製造に使う道具
自家製ホイロです。クリックすると大きくなります。
ホイロ
一般的なホイロに比べると3分の1あるかないかの小さな大きさのホイロで、持ち運び、置き場所に困りません。ホットプレートの熱源を使ったもので自分で作ったものです。ヒノキの枠に和紙を3枚、コンニャク糊で張って使います。手揉み茶を考えながら揉み、機械でのお茶揉みの技術向上につなげたり、一掴みの生葉でも揉めるので茶の木の品種の比較にも使いたいと思って作りました。とても気に入っています。

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